壁面から御影石が落下 都営新宿線・森下駅
4日、東京の都営地下鉄新宿線・森下駅の出入り口付近で、重さ約38キロの壁面が落下した。ケガ人はいなかった。
東京都によると、4日午後6時半前、東京・江東区の都営地下鉄新宿線・森下駅で、地上にある出入り口の壁面から石材が剥がれ落ちているのを通行人が見つけ、警察と駅員に通報した。剥がれ落ちた壁面は縦約90センチ、横約60センチの御影石で、重さは約38キロあったという。ケガ人はいなかった。
駅は1979年に完成したもので、東京都は経年劣化により剥がれ落ちたとみている。
事故を受け、都営地下鉄全線の全ての駅で出入り口の目視点検を行い、特に新宿線では落下箇所と同じ部分をたたいて、剥がれ落ちる危険がないか調べるという。