鹿児島県では非常に激しい雨が降り、土砂災害警戒情報が発表されている地域がある。

　鹿児島県では、７日の降り始めから１週間近く雨が降り続き、１３日も局地的に雨脚が強まっている。県の雨量計によると、霧島市では午後０時４０分までに、１時間に５８ミリの非常に激しい雨が降った。

　九州北部にある梅雨前線はこの後、九州南部まで南下する見込みで、鹿児島県本土では１４日夕方にかけ、雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがある。

　予想される雨量は多い所で１時間に６０ミリ、２４時間で１５０ミリとなっている。また、雨量は肝付町内之浦では７日から１３日午後３時までに５６５．５ミリと２か月分相当に達した。

　地盤が緩んでいる所があり、土砂災害などへの警戒が必要。