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日光などの国立公園“ブランド化”強化へ

2016年7月25日 17:02

 外国人観光客の誘致を促進するため環境省は全国32の国立公園から日光など8か所を選び、海外への情報発信などブランド化を強化することを決めた。

 環境省の有識者会議で25日に選ばれたのは、阿寒(北海道)や日光(福島、栃木、群馬県)、阿蘇くじゅう(熊本、大分県)など全国8つの国立公園。

 環境省では地元の熱意や観光誘致強化に向けた態勢、観光ルートの利便性などから選んだとしていて、今後、宿泊施設の充実、案内表示の複数言語化、海外への情報発信強化などを2020年までに集中的に進めるとしている。

 環境省ではこの取り組みを通じて日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」に育て、外国人観光客を増やしたいとしている。