無形文化遺産登録も 富山「たてもん祭り」
ちょうちんを三角形につるした山車が勇壮にまわる、「たてもん祭り」が、富山県魚津市で始まった。
たてもん祭りは、「じゃんとこい魚津まつり」のメーンイベントの1つで、「たてもん」とは、高さが約16メートルの柱に、90個を超えるちょうちんを三角形につるしたそり状の山車で5トンもある。
5日は午後8時半ごろから、7つの町内の氏子が、たてもんを順番に引き回した。「たてもん行事」は、国指定の重要無形民俗文化財で、富山県内のほか2つの曳山行事とあわせて、ことし11月にユネスコの無形文化遺産に登録される見通し。たてもんの引き回しは、6日夜も行われる。