四国電力は１２日午前９時に、愛媛県伊方町の伊方原発３号機を再稼働した。

　四国電力によると、伊方原発３号機の核分裂反応を抑える制御棒を引き抜き、原子炉を起動した。伊方原発３号機が稼働するのは２０１１年４月運転を停止して以来、約５年４か月ぶりとなる。これで、日本で稼働している原発は３基となる。

　四国電力によると３号機は、１３日の朝には核分裂が安定した状態で続く臨界に達するということで、１５日に一般家庭への送電を開始する計画。