全日空など計34便で荷物載せず出発
12日朝、羽田空港で全日空の乗客の荷物を機内に運ぶベルトコンベヤーが故障し、計34便が荷物の全部か一部を載せないまま出発するトラブルがあった。
全日空によると、12日午前6時50分頃、羽田空港で預かった乗客の荷物を機内に運ぶベルトコンベヤーが故障した。約40分後に復旧したが、新千歳や福岡などに向かう16便が全ての荷物を載せないまま出発した。また全日空で12便、エアドゥで5便、スターフライヤーで1便が荷物の一部を載せないまま出発した。
全日空では12日中に後続の便で各地の空港に荷物を届けたいとしているが、福岡空港では荷物が送られてくるのを待つ人の姿が見られた。
全日空は「機体のやりくりなど、後続に影響が出る可能性があるため荷物を残したまま出発した」と説明している。