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ホーム転落死 国交省が検討会立ち上げ

2016年8月26日 20:24

 今月、東京メトロの駅で、盲導犬を連れた男性が線路に転落して死亡した事故を受け、国土交通省は26日、転落防止を防ぐための検討会を立ち上げた。

 この事故は今月15日、東京メトロ銀座線・青山一丁目駅で、盲導犬を連れた男性が線路に転落し死亡したもの。東京メトロの一部の駅にはホームドアがあるが、青山一丁目駅には設置されていなかった。

 この事故を受け、国土交通省は26日、検討会を開き、JRなど16の鉄道事業社などと意見交換を行った。今後、ホームドアの設置スケジュールを前倒しできるかどうかや、駅員による視覚障害者への声かけなど案内の強化を検討し、年内に転落防止の対策をとりまとめる方針。