台風16号 宮崎県で突風や浸水などの被害
台風16号は20日午前0時過ぎに鹿児島県の大隅半島に上陸して、台風の活発な雨雲が九州にかかっている。宮崎県では突風や浸水などによる被害も出ている。
19日午後8時半頃、宮崎市では突風により小屋が飛ばされる被害があった。飛ばされた小屋は、道を挟んで約10メートル先の住宅の駐車場に止めてあった車2台を直撃。さらに電線も切断し、周辺の住宅が停電した。
また、延岡市などでも激しい雨が降り続いて道路が冠水した。門川町の五十鈴川や、日向市の塩見川などでは水位が上昇して氾濫危険水位を超えており、警戒が続いている。
さらに、日向市などでは住宅が浸水し、助けを求める通報も多数寄せられているという。