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閣僚会議 「核燃料サイクル」は堅持の方針

2016年9月21日 17:37
閣僚会議 「核燃料サイクル」は堅持の方針

 福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」について、政府は21日、廃炉にする方向でとりまとめる見通し。一方、もんじゅが中核を担ってきた日本の原子力政策、「核燃料サイクル」は堅持する方針。

 政府関係者によると、21日午後6時から開かれる原子力関係閣僚会議で、もんじゅについて「廃炉を含め抜本的な見直しを行う」とする政府案を議論する。「年内に正式決定する」としていて、政府は廃炉にする方向で、年内に最終判断する見通し。

 一方、原子力エネルギーの安定供給や核のゴミを減らすことを目指す「核燃料サイクル」と呼ばれる原子力政策については堅持する方針。核燃料サイクルに必要な高速炉の研究開発の進め方は、経産相を中心とした「高速炉開発会議」を新たに立ち上げ、検討するとしている。

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