東京五輪を見据え…浅草寺でテロ想定の訓練
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、警視庁は27日、東京・浅草の浅草寺で観光客が人質となったテロ事件が発生した想定で訓練を行った。
訓練は、大勢の観光客などでにぎわう浅草寺の境内でテロ事件が発生した想定で行われた。
(訓練の様子)
不審な2人組の男は爆発物の入ったバッグを寺の本堂に置き、警備員に声をかけられると拳銃などを取り出し観光客の女性を人質にとる。捜査員が説得するが男らは説得に応じず、その後、銃器対策部隊と警察犬が2人組を制圧した。
警視庁浅草署・斉藤次郎署長「不審者・不審物件があったらすぐ警察に通報してもらう。それが一番大事だと思っています」
警視庁は、こうした訓練を通じて地域住民らにテロへの危機意識を高めてもらいたいとしている。