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富山市議会 自民会派が視察で政活費不正

2016年9月29日 1:34
富山市議会 自民会派が視察で政活費不正

 富山市議会の政務活動費をめぐり新たな問題。自民党会派は2014年に行った視察で少なくとも2件、不適切に政務活動費を請求していたことを明らかにした。

 富山市議会自民党会派は28日、政務活動費の調査会を開き、前日に明らかになったカラ出張に関連する富山市の旅行代理店「立山観光」が担当したほかの視察などについて検証した結果を中間報告した。それによると、少なくとも2014年2月に市議4人で鹿児島県へ行った視察と同じ月に20人で石川県へ行った視察の2件でこれまで報告されていた請求書とは別の請求書が存在し、政務活動費を不適切に取得していた。

 鹿児島の視察は、報告では1人当たりの宿泊費が規定上限の1万4800円としていたが、実際にはそれを超える1万9150円だったほか、本来請求できない夕食代も含まれていた。また石川の視察でも実際には同じように宿泊費に夕食代が含まれていたことがわかった。会派は不適切な分は返還するとしているが、その金額については改めて精査し報告するとしている。

 一方、2013年11月に市議9人で和歌山県へ行った視察では報告とは別の請求書に宴会費やコンパニオン代、そして「朝ビール」と記載されていた。これらはすべて議員が私費で支払ったものだと説明しているが、引き続き、精査するとしている。