７日午後１時半頃、東京・渋谷のスクランブル交差点近くの銀行で不審なバッグが見つかり、警視庁はバッグを放置した外国人風の男の身柄を確保した。男は「爆弾を置いた」などと話したため周辺の道路が封鎖される騒ぎとなったが、バッグの中身は衣類だった。

　捜査関係者によると７日午後１時半頃、渋谷区渋谷のスクランブル交差点近くの「みずほ銀行渋谷支店」で不審なキャリーバッグが見つかった。銀行内で外国人風の男がキャリーバッグを置いて立ち去ろうとしたため警備員が声をかけたところ「爆弾を置いた」などと話し、逃げたという。

　警視庁は、この男の身柄を確保するとともに、周辺の道路などを封鎖し爆発物処理班を出動させてバッグの中身を確認したところ衣類だったという。