調査チーム顧問「埼玉は難しい」ボート会場
2020年東京オリンピック・パラリンピックのボートとカヌーの会場の見直しで、都の調査チームのトップが東京の「海の森水上競技場」か宮城の「長沼ボート場」の2つから選ぶ方向で検討していることを明らかにした。
ボートとカヌーの会場をめぐっては、東京に「海の森水上競技場」を建設する計画だが、都の調査チームが会場の見直しを提案したことで、宮城の「長沼ボート場」と埼玉の「彩湖」が名乗りを上げている。
上山信一顧問「レガシーが残らないものに巨額の投資はしない」「知事とのディスカッション、局との議論の中では、この2つのうちの1つだと。彩湖は難しい」
小池知事に見直しを提案している調査チームの上山顧問は18日夜、BS日テレの番組「深層NEWS」で、「決めるのは知事」とした上で、「海の森」か「長沼」の2つから選ぶ方向で検討していることを明らかにした。さらに、上山顧問は彩湖について、「貯水池の機能を兼ねているため、大雨が降った場合は水浸しになる」などの理由で困難との見方を示した。