都政改革本部調査チーム、大幅見直し提言へ
東京都の小池知事が設置した「都政改革本部」の調査チームが、2020年東京オリンピックの3つの競技会場について、建設見直しを提言することが分かった。
関係者によると、「都政改革本部」の調査チームが建設見直しを小池都知事に提言するのは、2020年東京オリンピックに向けて建設予定の水泳の会場となる「オリンピックアクアティクスセンター」とボートとカヌーと会場になる「海の森水上競技場」、バレーボールの会場となる「有明アリーナ」の3つの会場。
具体的には、水泳は東京・江東区の「東京辰巳国際水泳場」、ボートとカヌーは宮城県登米市の「長沼ボート場」を活用し、バレーボール会場は観客席を縮小するなど大幅な見直しを提言するもの。
調査チームは、将来の遺産(=レガシー)になるかや費用対効果などの観点から建設見直しを求めるということで、これらの競技会場は、競技団体との合意を経てすでに国際オリンピック委員会の承認も得ているため、今後、混乱も予想される。