小池都知事「都政改革本部」の新設を表明
2日、東京都知事に正式に就任した小池百合子新知事が会見を行い、情報公開のあり方や東京オリンピック・パラリンピックの費用などを検証する「都政改革本部」を設置することを明らかにした。
小池知事「20代知事に就任いたしました。改めてどうぞよろしくお願い申し上げます。東京大改革については、しっかりと実行していきたいと考えております。具体的なこれからの私の取り組みについて説明させていただきます。“都政改革本部”なる組織を設置したく考えております。都政改革本部では、過去の慣例にとらわれることなく、効率・効果・透明性の観点を重視して取り組んでいくものと考えております」
小池知事は会見でこのように述べ、都庁の情報公開のあり方や予算のあり方などを見直すため、「都政改革本部」を新設することを発表した。
小池知事自らが本部長を務め、都庁内だけでなく外部からも第三者を入れてメンバーを構成した上で、本部の下に「調査チーム」を作り、まずは「情報公開」と「東京オリンピック・パラリンピックの予算や工程表の妥当性」の2つのテーマで調査を行う方針。今後も必要に応じて調査チームを設けるとしている。