豊洲 排水設備本格稼働後も地下の水引かず
豊洲市場の一部で「盛り土」が行われず、建物の地下に水がたまっている問題で、地下水の上昇を抑える設備が本格稼働した17日以降も、依然として水がたまったままになっていることが分かった。
豊洲市場を巡っては、土壌汚染対策の盛り土が行われていない建物の地下空間に、上昇してきた地下水がたまっていることが問題視されている。これについて東京都は、「地下水の上昇を抑える『地下水管理システム』が本格稼働すればなくなる」と説明していた。
しかし、17日にシステムが本格稼働してからも水位が下がらず、依然として水がたまったままになっていることが分かった。都は、「水位は一気に下がるものではなく、徐々に引いていくものと考えている。引き続き監視していく」と説明している。