航空機事故を想定 羽田空港で大規模訓練
東京の羽田空港で、航空機事故を想定した大規模な訓練が行われた。
訓練は、航空機が滑走路への着陸に失敗して海に着水し、多くの負傷者がいるという想定で行われた。
東京消防庁や警視庁など約300人が連携して、海に投げ出された乗客を救助し、負傷者を陸上に運んだ。
また、医師らが負傷者の治療の優先順位をつけるトリアージを行うなど、応急救護の訓練も行われた。
羽田空港では、今年5月に大韓航空機のエンジンから出火するトラブルがあり、東京消防庁は「訓練を通じて、関係機関と連携を深め、事故に備えたい」としている。