天皇皇后両陛下、IOC・バッハ会長と面会
天皇皇后両陛下が来日中のIOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長と面会された。
天皇皇后両陛下は21日午前、お住まいの御所でIOCのバッハ会長と会い、15分ほど懇談された。
宮内庁によると、バッハ会長が「東京オリンピックでは、平和と、被災地との連帯という2つのメッセージを出したい」と話すと、陛下は「被災地のことを考えてくれていることに感謝します」「東京オリンピックがより良い、オリンピック精神に沿ったものとして成功することを願っています」と述べられたという。
その後、両陛下はIPC(=国際パラリンピック委員会)のクレイバン会長夫妻と面会された。陛下は「パラリンピックが今日、世界で盛んになっていることをうれしく思います」と述べられ、クレイバン会長からは、陛下が、1964年の東京パラリンピック開催に大きな役割を果たしたことや、障害者スポーツに対する理解について、陛下に感謝の気持ちが伝えられたという。