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五輪会場見直し 4者作業部会までに判断

2016年10月28日 18:46
五輪会場見直し 4者作業部会までに判断

 小池知事は、今月中にも判断するとしていた2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場計画の見直しについて、来月初旬にも行われる予定のIOCなどとの作業部会までに都の判断をまとめる考えを示した。

 会場計画の見直しの判断について、小池知事はこれまで今月中にも都としての判断をする考えを示していたが、IOCからは「複数案の中で調整したい」という意向を示されていた。28日の会見で、小池知事は来月1日に報告される都の調査チームの複数の提案を精査した上で、来月初旬にも行われるIOC、政府、東京都、組織委員会の4者の作業部会までに判断をまとめる考えを明らかにした。

 一方、豊洲市場の一部で土壌汚染対策の「盛り土」が行われていなかった問題で、2回目の都の内部調査の結果が来月1日に発表されることになった。これは先月30日に発表された1回目の内部調査の内容が不十分だとして、小池知事が追加の調査を指示していたもの。

 小池知事「より絞った形でいつ、どの時点で、誰がどうしたということについて説明させていただく」

 ところで、28日夕方に小池知事は、会場計画の見直し問題などでアスリートと意見交換をした。当初、この日程はメディアに公表されておらず、記者会見で「なぜ非公開なのか、透明性と相反するのでは」などと記者から指摘され、急きょ公開された。

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