岩手・奥州市江刺区特産の高級リンゴ「サンふじ」の初競りが８日朝、行われ、過去最高額で競り落とされた。

　８日朝は、１ケース１０キロの江刺リンゴ「サンふじ」と「ジョナゴールド」、計８００ケースが競りにかけられた。競りの目玉である最高ランク「特選」の「サンふじ」１ケース２８個入りは、過去最高の１２０万円で盛岡市の業者が競り落とした。

　江刺リンゴは強い甘みと程よい酸味、芳醇な香りが特徴で、今年は台風の影響もなく、例年並みの品質を維持できたという。

　１２０万円で競り落とされた「サンふじ」は、遠野市の贈答用リンゴの専門店で９日から販売される。