月と地球が最接近 今夜「スーパームーン」
月が地球に最接近した時に見える巨大な満月「スーパームーン」が14日夜、北日本などで観測できそうだ。68年ぶりの大きさだという。
14日夜の月は、1年の中で最も地球に近づき、大きな満月となる「スーパームーン」。国立天文台によると、月が最も地球に近づくのは午後8時21分で、その後、午後10時52分に満月になる。その距離は約35万6500キロで、今年、地球との距離が最も離れていた4月22日の月よりも約5万キロ近く、面積と明るさは3割増しに見えるという。
月が地球に今回ほど接近するのは68年ぶりで、次回これだけ近づくのは18年後の2034年。14日夜は、東日本、西日本ではあいにくの雨模様で観測が難しそうだが、北日本や沖縄の一部では見ることができそうだ。