博多陥没 市長「現場の安全性に問題なし」
福岡市のJR博多駅前の陥没事故は、発生から7日目を迎えた。現場の通行止めは、順調にいけば14日夜遅くにも解除される見通し。
福岡市の高島市長は14日、現場の安全性に問題はないとして、順調にいけば14日夜遅くにも現場の通行止めを解除すると話した。
福岡市・高島宗一郎市長「以前の地盤の約30倍の強さの地盤が今回の工事でできている。このまま舗装に入れば、きょう中に開放だが、雨の状況によっては、日付をまたぐことも」
この事故は今月8日、JR博多駅前の道路が長さ30メートル、幅27メートルにわたって陥没したもので、穴は深さ15メートルにまで及んだ。24時間態勢の復旧作業で13日までに下水やガスなどのライフラインは復旧している。
14日は昼ごろ、福岡市の高島市長や専門家が現場を視察し安全性には問題ないことを確認したという。福岡市は道路の再開時期について現在、具体的な日時は明らかにしていないが、順調にいけば、14日夜遅くにも規制が解除される見通し。
ただ、現場では断続的に雨が降っていて、一時作業が中断するなどしていて規制の解除がずれこむ可能性も出てきている。