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後部座席シートベルト「警報装置」義務化へ

2016年11月18日 15:51
後部座席シートベルト「警報装置」義務化へ

 乗用車の後部座席でのシートベルト着用を徹底するため、国土交通省は、走行中に後部座席のシートベルトが外されると警報が鳴る装置の導入をメーカーに義務づける方針を固めた。

 現在、自動車はすべての座席でシートベルトの着用が法律で定められているが、後部座席での着用率は、一般道では約35%にとどまっている。このため、国土交通省は、乗用車で走行中に後部座席を含む全座席でシートベルトが外されると、警報が鳴る装置の導入を今後、メーカーに義務づける方針を固めた。

 また、運転開始前に後部座席の人がシートベルトを装着していない場合は、運転席にランプが点灯する機能も導入する方針。

 国土交通省は来年6月に具体的なルールを盛り込んだ保安基準の改正を目指している。