HVなど「車両接近通報装置」義務化へ
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走行音が静かなハイブリッド車などについて、国土交通省は、車の接近を人工的な音で知らせる「車両接近通報装置」の搭載を義務づけることを決めた。
ハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車は、走行音が静かすぎて視覚障害者ら歩行者が接近に気づきにくいため、国土交通省は2010年にガイドラインをつくり、人工音を出す「車両接近通報装置」の普及を促してきた。
この機能は標準装備されているものの、手動で切ることができる。このため、国土交通省は2018年3月以降の新型車については、時速20キロまで音を出す「車両接近通報装置」の搭載を義務化した上で、手動で音を切ることを禁止することを決めた。また、音量も大きくし、音の周波数も聞き取りやすい値を義務づける方針。