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“鳥インフル”食用アヒルを殺処分 青森市

2016年11月29日 21:35
“鳥インフル”食用アヒルを殺処分 青森市

 青森市の農場で鳥インフルエンザが発生したことを受け、青森県は農場で飼育されている食用のアヒルの殺処分を行うなど感染拡大の防止に全力を挙げている。

 鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは、青森市四戸橋の農場で飼育されているフランスカモと呼ばれる食用のアヒル。感染の拡大を防ぐため、県の職員計234人が農場で飼育されているアヒル1万6500羽を処分したという。

 農場主の男性は取材に対し、「県民の皆さんに深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 農業主「近隣の住民、あと同業他社の皆様に対して、わが社からこういった事態になってしまったことについて深くおわび申し上げます」

 現場の農場から南に400メートル離れた青森市の土地には大きな穴が掘られ、30日午前中から殺処分した鳥を埋める作業が行われる。また、県は現場から3キロ以内にある4つの養鶏場と青森市内にある発生農場系列の農場で感染がないか検査を行っており、結果が判明するまでには数日かかる見通し。