殺処分のアヒル埋め終わる 青森鳥インフル
各地で鳥インフルエンザが確認される中、青森市の農場で発生した鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため殺処分したアヒルを土の中に埋める作業が4日朝、終了した。
青森県農林水産部・油川潤一部長「目標としていた72時間以内、5日の午後1時35分と設定されていましたが、それより早い本日午前7時15分に完了」
県は3日午後7時半ごろから、青森市四戸橋の農場で殺処分したアヒル4720羽を土に埋める作業を始めた。埋めた場所は、県内1例目の鳥インフルエンザで殺処分されたアヒルを埋めた隣で、青森市の市有地。殺処分したアヒルを土に埋める作業は4日朝から始める計画だったが、穴を掘る作業が早く終了したため予定を早めて行った結果、4日午前7時15分までに完了した。
三村申吾知事「リスクの高い状態を乗り越えることはできたという状態です。チームワークよくがんばったということを、知事として、県民を代表して、ありがとうと申し上げたい」
今後は、屋内の消毒を行うとともに、小屋の外に置いていたもみ殻が大量になったことから、農林水産省と処分の方法を協議する。