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小中学生 女子の運動能力が過去最高に

2016年12月15日 16:01
小中学生 女子の運動能力が過去最高に

 スポーツ庁が行った小中学生の運動能力に関する調査で、女子の運動能力が大きく伸び、過去最高となったことがわかった。

 この調査は、2008年から全国の小学5年生と中学2年生を対象に行われているもの。今年、全国の小中学生208万人を調べたところ、男女ともに「反復横跳び」や「20mシャトルラン」の種目で過去最高の数値を記録した。

 特に女子中学生が「50メートル走」で平均8秒83を記録するなど、女子は小中学生ともに過去最高を記録し、運動能力を大きく向上させた。

 スポーツ庁は、学校ごとにダンスや大縄跳びの大会を企画するなど、積極的に体を動かす取り組みを行ったことで、女子の運動習慣が根づいたとしている。一方で、「ボール投げ」や「握力」は小中学生の男女いずれも8年前から大きく低下しており、課題とされている。