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糸魚川市の火災…鎮圧 延焼の危険なし

2016年12月22日 23:51
糸魚川市の火災…鎮圧 延焼の危険なし

 22日午前、新潟・糸魚川市で飲食店や住宅など少なくとも140棟以上を焼く火事があった。午後9時前に、これ以上延焼の危険がない状態に鎮圧されたということだが、鎮火には至っていない。現地から「NEWS ZERO」の小正キャスターが伝える。

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 私はいま、大規模火災があった糸魚川市の商店街にいる。新幹線も通るJR糸魚川駅から歩いて5分ほどの場所だ。火が出てから12時間以上がたっているが、現在も、白い煙があがっている。

 この辺り一帯はいまも停電していて真っ暗だ。糸魚川市内では、午後10時現在、およそ500戸が停電している。

 現在、この辺りは避難勧告が出ていて、ほとんど住民の方の姿を見ることはない。災害対策本部によると、市民の女性2人が軽傷、消火活動にあたっていた消防団員もケガをしているという。

 災害対策本部によると、午後9時前に、これ以上、延焼の危険がない状態に鎮圧されたということだが、鎮火には至っていない。

 午後11時過ぎの現在も街中のいたるところに消防車や緊急車両が止まっていて、いくつもの場所で放水などの消火活動が行われている。