断水続く石川県能登町へ入浴支援 大分・別府温泉の源泉届く
能登半島地震の影響で断水が続く石川県能登町に、大分・別府温泉の源泉が届けられ被災者の入浴支援が行われています。中継です。
能登町の道の駅「イカの駅」からお伝えします。こちらの駐車場には浴槽付きの移動式テントが設営され入浴支援が先ほど午前11時から始まりました。
この風呂に使われているのは別府市で3日前にくみ上げられた源泉100%のお湯およそ10トンで、専用のタンクを使い、保温した状態でフェリーや大型トラックを使って運ばれました。
空気でふくらますことができる移動式のテントは6日から設営が行われ、男女それぞれに脱衣所と浴槽が設けられています。
浴槽は5人前後が同時に入れるサイズできょう1日でおよそ250人の利用を想定しているということです。ここ能登町では今も5000戸で断水が続き、多くの被災者が入浴を楽しみに訪れています。
訪れた人
「1か月に3、4回しか入れなかった。自衛隊のお風呂など利用して」「別府温泉なんて入ったことない。とても楽しみです」「本当にありがたいです」
能登町での入浴支援は今月20日まで、22日からは珠洲市で2週間行われ、8日以降は石川県内の和倉温泉のお湯をくみ上げて支援を続けるということです。