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“世界最小級ロケット”打ち上げに失敗

2017年1月15日 13:29
“世界最小級ロケット”打ち上げに失敗

 衛星を搭載した世界最小クラスのロケットが15日朝、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられたが、打ち上げは失敗した。

 超小型衛星を搭載した小型ロケット「SS-520 4号機」は、15日午前8時33分に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。JAXA(=宇宙航空研究開発機構)によると、ロケットの1段目の飛行は正常に行われたが、その後、機体の状態を示すデータが受信できなくなったため、2段目への点火を取りやめ、機体は海上に落下したという。

 今回の小型ロケットは費用をH2Aロケットの20分の1程度の5億円に抑えており、全長は約10メートルで、衛星を搭載したロケットとしては世界最小クラスとなっていた。