待機児童対策などに上乗せ 東京都予算案
東京都の小池知事が、待機児童対策などの重点政策に大幅に予算を上乗せした来年度の予算案を発表した。
東京都・小池知事「一言で29年度予算について申し上げるならば、メリハリのついた予算でございます。待機児童ゼロを目標としているわけですが、これにかなう施策を29年度で大々的に展開していこうという考え方」
小池知事が25日に発表した来年度の一般会計予算規模は、5年ぶりに前年度を下回る6兆9540億円となる一方で、新規事業を過去最高の382件立ち上げた。
待機児童解消の対策を約400億円増やすなど、知事の重点政策に大幅に予算を上乗せした。
小池カラーを打ち出した予算は、来月下旬から始まる都議会の定例会で審議され、議決されれば成立する。