東京都の小池知事が主宰する政治塾で、２８日から、夏の都議会議員選挙に擁立する候補者を育成するための対策講座が始まった。

　小池知事は今年７月の都議会議員選挙に、自らの政治塾「希望の塾」から候補者を擁立する考えで、他会派の協力も含めて過半数の獲得を目指している。

　塾では２８日から、選挙プランナーを講師に招き、候補者を育成するための講座が始まった。演説や政策立案の仕方などで、今月７日の筆記試験に合格した約３００人が受講したという。

　小池都知事「東京を変えていく、有権者と共に変わっていく、そういう思いで取り組んでいただきたいと思います」

　受講生「自分が知ってたこともあれば初めて知ったこともあって、すごい勉強にはなりました」

　都議選対策講座は３月まで続くが、小池知事はこれと並行して自ら塾生を面接し、３００人の中からさらに候補者を絞り込むことにしている。