森友学園側「政治家による便宜は一切ない」
学校法人「森友学園」の小学校建設をめぐる問題で、理事長がNNNの取材に改めて応じ、政治家による便宜は一切なかったと主張。さらに、国会で指摘されている産業廃棄物の「敷地内への埋め戻し」についても完全否定した。
籠池泰典理事長「安倍首相に働きかけて、この土地をなんとかしてくれませんかと言ったことはまったくありません。全然そういう考え方はないわけですよ」
大阪府豊中市の国有地が鑑定額より低い価格で売却された問題で、小学校運営を計画中の籠池泰典理事長が改めて取材に応じた。理事長は政治家による便宜は一切なかったと主張。また、国会審議でも取り上げられている「産業廃棄物の埋め戻し」についても完全否定した。
籠池泰典理事長「(廃棄は)今は土の上に出ている状態でありますよ。ですから見ればわかります。土の下に埋め戻していることはまったくないです」
産業廃棄物の埋め戻しが事実であれば、大阪府による認可は下りないとみられるが、理事長は「安全性に問題ない」と4月開校に間に合わせる姿勢を強調した。