世界初の「新幹線レール交換システム」公開
JR東日本は、東北新幹線のレールを180キロにわたって交換するために導入した、世界初の「新幹線レール交換システム」を公開した。
公開されたのは、全長230メートル、12両で編成された世界初の新幹線レール交換システム「REXS」。東北新幹線が1982年の開業以来初めて大規模なレールの交換時期を迎えたため開発されたもので、長さ150メートルのレールを積むことができる。さらに、これまですべて人の手で行われていたレール間の溶接を機械で行うため、作業時間が40分から6分と、7分の1近くに短縮できるという。
JR東日本は、2026年度までに埼玉県大宮駅から福島県郡山駅までの約180キロの区間でレール交換を終える予定。