「3つの契約書」…依頼受けた施工業者語る
森友学園の「3つの契約書」の問題で、大阪府は提出された契約書が偽造されたものとの見方を強める一方、施工業者が学園から依頼を受け、実際と異なる契約書を作成したことを認めた。
10日朝、大阪府の職員が建設に関わった藤原工業へ調査に入った。この業者は府に対し「15億円が正しい」として契約書原本を提出している。大阪府は全ての契約書を確認していて、府への契約書類が「偽造されたもの」との認識を強めている。
一方で、藤原工業の社長は国交省への契約書は設計業者からの指示で、府へのものは学園側からの依頼で、異なるものを作成したことを認めた。
藤原工業の社長「(Q:どれが一番正しい契約書?)15億円の分です。(Q:学園側から私学助成金のために(7億5000万円の)契約書を作成してほしいと要請された?)そうですね、はい。実際はこの1月ぐらいに聞いて、(私学助成金が)ないとわかった。(Q:(学園側に)ウソをつかれていた?)そういうことやね」