踏切事故防止を呼びかけ 交通安全イベント
先月、東京・豊島区の西武池袋線の踏切内で78歳の女性が電車と接触し死亡したことを受け、12日に模擬踏切を使った交通安全イベントが行われた。
このイベントは、警視庁目白警察署と西武鉄道が合同で開催したもので、豊島区の椎名町公園で模擬踏切を使い踏切事故の防止を呼びかけた。集まった地域の高齢者や子どもらが、手押し車を押して線路を横断したり、踏切の非常ボタンの押し方を学んだりした。
このイベントは先月、西武池袋線の踏切内で手押し車を押していた高津幸子さん(78)が、踏切の溝に車輪がはまって転倒し、電車にはねられて死亡した事故を受けて行われた。警視庁は、今後も同様のイベントなどを行い踏切内での事故を減らしたいとしている。