交通事故で死亡 小学生男子は女子の2倍超
警察庁は、15歳以下の子どもの交通事故の詳しい分析結果を初めてまとめた。中でも小学生については男子児童が女子児童の2倍以上、亡くなっていることがわかった。
警察庁によると、2012年から2016年に交通事故によって死亡した15歳以下の子どもは424人だった。このうち小学生は175人が亡くなっているが、1年生と2年生が91人にのぼり、多数を占めている。また、亡くなった小学生の女子児童は55人に対し、男子児童は120人と2.2倍にのぼった。
警察庁は、男子児童のほうが活発で飛び出しなどの危険性が高いのではないかとの見方を示していて、保護者らに対して、子どもに交通ルールを指導するよう呼びかけている。