交通事故の死者67年ぶり4000人下回る
去年、全国で起きた交通事故の死者が67年ぶりに4000人を下回ったことがわかった。
警察庁によると、去年、全国の交通事故で死亡した人は3904人で、2015年に比べて213人減った。4000人を下回ったのは67年ぶり。
交通事故の死者は1970年の1万6765人をピークに、近年、自動車の性能の向上や道路整備などで減少する傾向が続いている。
都道府県別では愛知県の212人が最も多く、次いで、千葉県が185人、大阪府が161人。一方、65歳以上の高齢者は2138人で、全体の54.8%を占め、過去最高の割合となっている。