横田早紀江さん、“早期の日朝首脳会談実現”改めて求める 滋さん死去から4年を前に
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの父・滋さんが亡くなってから、4年になるのを前に、母の早紀江さんが取材に応じ、「心を割って話し合える状況を」などと、早期の日朝首脳会談の実現に向けた対応を改めて求めました。
めぐみさんの母・横田早紀江さん(88)「(拉致問題は)重大なことなのに、何でちっとも動かなくて、(被害者のことも)何にもわからないんだろうねって、ため息つきながら(滋さんの写真に)話しかけてますね。誰と誰とが(解決を)喜べる時に残れるんだろうかという、そういう思いでいっぱいですね、今。どうしても解決しなきゃだめなんです。どんな形かできちんと」
横田めぐみさんの母・早紀江さんは、娘との再会を果たせぬまま、4年前に亡くなった父・滋さんの命日を前に取材に応じ、解決に向けた進展が見えないことに「むなしい」などと切実な思いを語りました。
また、岸田首相に対し、北朝鮮の金正恩総書記と「心を割ってきちんと話し合える状況を作ってもらいたい」などと、早期の首脳会談の実現に向けた対応を改めて求めました。