【羽生結弦】東日本大震災から13年…アイスショーで大地真央と夢のコラボ『every.特集』
災害や防災について考え思いを伝える、news every.のスペシャルメッセンジャー・羽生結弦さん。2023年の秋、アイスショーのビジュアル撮影に臨んだ。そのアイスショーの名は「notte stellata(ノッテ・ステラータ)」。羽生さんが東日本大震災で被災した宮城で、3月8日から開催される。
「notte stellata」は、羽生さんの代表的なプログラムで、イタリア語で「星降る夜」という意味。羽生さんは被災した時、停電の暗闇の中で見た満天の星に希望を感じたという。
座長を務めるこの「notte stellata」で、被災地から“希望”を伝えたい…
「3月の開催、3月11日に向けての開催は僕にとってすごく意味の大きなものになっている」
「notte stellata」では、“異業種のスペシャルゲスト”も見どころだ。初めて開催された2023年3月のゲストは、体操界のレジェンド・内村航平さん。オリンピック連覇を果たした金メダリストの2人が、日本初となる体操とスケートのコラボレーションに挑んだ。
そして今回もスペシャルゲストが出演。2023年12月、そのゲストと初めての対面を前に羽生さんは…
「羽生です。フィギュアスケートやってます」と、まさかの自己紹介の練習。そんな緊張気味の羽生さんの前に現れたのは、大地真央さん。宝塚の元トップスターで、数々のミュージカルや映画など第一線で幅広い活躍を続けている。
今回はスケーターの羽生さんと俳優の大地さんが1つの演目で共演。全く異なるジャンルのコラボで、羽生さんはフィギュアの枠を超える新しい世界観を作り出したいと考えていた。
スケートの振付師に加え、ミュージカル畑の振付師も参加。大地さんに羽生さんの印象を聞いてみると「リンクの上のイメージしかなかったのでもっとピリピリしている方かと…全然そんな感じがなく、本当に今はもうわくわくする気持ちが一番」という。羽生さんは「大地さんとのコラボレーションだからこそできる世界観みたいなものはすごく楽しみ」とのこと。
2023年12月、振り付けがスタートした。深夜、羽生さんがソロで滑るスケート部分についてオンラインでやりとりする相手は、アメリカに住むシェーリーン・ボーン・トゥロックさん。羽生さんがオリンピックで金メダルを獲得したフリー「SEIMEI」の振付師だ。競技時代の振り付けでは、羽生さんが動きやすい振りをリクエストしたこともあったが、今回はあえて自分が苦手な動きも組み込んだ。
一方、先月には大地さんの振り付けもスタート。2人は別々に“猛練習”して、本番直前に合わせてショーに臨むという。
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※詳しくは動画をご覧ください。(2024年3月4日放送「news every.」より)