桜田五輪相“通告全然無かった”発言を撤回
立憲民主党の蓮舫参院幹事長への答弁に窮したのは、「通告が全然無かったから」だ、などと発言した桜田オリンピック・パラリンピック担当相が9日朝、の閣議後の会見で発言を撤回した。
桜田五輪パラ担当相「蓮舫議員の質問については、私としては事前に詳細な質問内容の通告をいただければ、充実した質疑を行うことができたと考えております。(6日午前の閣議後会見で)『通告が全然無かった』と申し上げたのは、これは事実上と若干違いますので撤回をさせていただきたいと思います」
桜田五輪相は5日、立憲民主党の蓮舫参院幹事長から大会のビジョンやコンセプトなどを問われた際、すぐに回答できず、国会審議がたびたびストップした。
桜田五輪相は、6日午前の会見で「全然通告が無かった」などと説明し、その後、「大会に関する政府の基本方針や予算措置についての質問通告はあったが、ビジョンやコンセプトについての質問通告は無かった」などと釈明していた。
桜田五輪相は9日、「全然通告が無かった」との発言を撤回したが、謝罪はしなかった。