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安倍首相、二階幹事長留任の意向を固める

2019年9月4日 12:24
安倍首相、二階幹事長留任の意向を固める

来週11日に行われる内閣改造と自民党の役員人事で、安倍首相は、最大の焦点となっていた二階幹事長を留任させる意向を固めた。

二階幹事長の処遇については、党内から交代を求める声も出ていたが、安倍首相は党内基盤の安定を優先させた形。

二階幹事長は就任から3年が過ぎ、80歳と高齢であることや、野党出身の議員を自らの派閥に加えるなど強引とも言われる手法に対し、安倍首相の周辺からも交代を求める声が出ていた。しかし、ある政権幹部が「二階さんのおかげで党が安定している」と述べるなど評価する声も根強く、安倍首相は留任させる意向を固めた。

また、あわせて自らの側近である萩生田幹事長代行も留任させる方針。

また、もう一つの焦点であるポスト安倍の一人、岸田政調会長は、安倍首相と会談した。

岸田政調会長「(Q.内閣改造の話は?)いろいろ話をしました」

安倍首相は悲願である憲法改正の議論を前に進めるため、憲法改正を担う役職に岸田氏を起用することも検討している。