玉城知事「“移設反対”米国民に伝える」
11日からアメリカを訪問する玉城デニー沖縄県知事は9日、東京都内で会見を開き、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対という立場をあらためて、直接アメリカ国民に伝えたいという考えを示した。
玉城知事は、11日から6日間の予定でアメリカを訪問する。就任後、初となる訪問でアメリカ政府関係者や連邦議会の議員らと面会するということで、辺野古での基地建設反対との立場を直接、伝えるという。
沖縄・玉城デニー県知事「県民の声が政府から(アメリカに)届けられないのであれば、我々はみなさんに対して、正式にその声を伝えるという責任があり、(アメリカの)みなさんもそれを聞く責任がある。アメリカ国民にじかにその考えを伝えて、民主主義についてお互いに語り合おう」
玉城知事は、ワシントンの他、ニューヨークにも訪れ、ニューヨーク大学で講演を行う予定。