シャンシャン 母親と離れた生活始まる
上野動物園のジャイアントパンダ・シャンシャン。「独り立ち」に向け、13日から母親と離れた生活が始まった。
シャンシャンは午前9時10分頃に単独で運動場に出てきた。始めはうろうろして落ち着きがない様子だったが、2時間半ほどたった今は座ってササや竹を食べるなどしてかなりリラックスしているように見える。
ただ、お客さんの中にはひとりぼっちのシャンシャンに涙する人も見られた。
来園者「かわいそうかなって感じもありますけど、これもシャンシャンの成長なので…」「(独り立ちして)自分の力で草(ササ)を食べてて、お母さんといるときにいろんな事を習ってたんだなと」
シャンシャンはこの後、午後からはこれまで通り母親のシンシンと一緒に過ごす。今後、シャンシャンの様子を見ながら徐々に親子別々の時間を増やし、12月中の「独り立ち」を目指すという。