日本郵船“CO2排出ゼロ”へコンセプト船
日本郵船は、二酸化炭素排出ゼロを目指した2050年のコンセプト船を発表した。
14日に発表されたのは、日本郵船の「NYKスーパーエコシップ2050」。
これは、水素を燃料とした燃料電池や太陽光発電などを組み合わせることで、二酸化炭素の排出ゼロを目指したコンセプト船。また、船体の素材に炭素繊維などの複合材を使うことで、重量を軽くすることができ、重油が燃料の従来の船よりも67%少ないエネルギーで運行できるという。
風力も推進力の一部として検討していたが、コストに見合った推進効率が得られないとして見送った。
日本郵船は、このコンセプト船をもとに2050年までに技術の確立を目指したい考え。