飼育豚から「豚コレラ」陽性反応 2例目
岐阜県岐阜市で飼育されている豚から新たに「豚コレラ」の陽性反応が出た。今年9月に岐阜市内の養豚場で豚コレラ感染が確認されていて家畜からの確認は、今回で2例目になる。
岐阜県によると、15日、岐阜市畜産センター公園で体調不良の豚1頭が見つかり、同じ豚舎で飼育されているもう1頭とあわせて検査した結果、2頭から「豚コレラウイルス」の陽性反応が出たという。
県と市は、陽性反応が出た2頭のほか、別の豚舎で飼っている子豚21頭も含めあわせて23頭の殺処分を進め午前6時半前に完了、周囲の消毒など必要な防疫措置を行っている。
岐阜県内では、今年9月に今回の現場からおよそ8キロ離れたところにある岐阜市内の養豚場で豚コレラの感染が確認されていて、今回が2例目。また県内では、これまでに49頭の野生のイノシシで豚コレラの感染が確認されている。