「大地震と水害」同時発生想定の訓練
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豪雨や地震による災害が相次ぐ中、災害の初動対応にあたる警察の部隊が、大地震と水害の同時発生を想定した訓練を行った。
訓練を行ったのは大規模災害が起きた際に初動対応にあたる部隊のひとつ、「近畿管区広域緊急援助隊」で警察庁の栗生俊一長官も視察した。
奈良県内で豪雨による水害が発生する中、震度7の地震が起きるという想定で7月の西日本豪雨も踏まえ、河川の決壊などで孤立した住民をヘリコプターを使って救出する訓練も行われた。
警察庁・栗生俊一長官「最近の自然災害の状況を考えますと、大きな警備実施の警察がやっていてもその最中に自然災害が発生したとしても、同時に対処できる能力がなければならない」
栗生長官は来年、大阪で開催されるG20サミットにも触れ、「大規模警備の中でも災害に対処できるよう、都道府県警とともに対策をしていきたい」と述べた。