地元高校生らがヘルメット着用し自転車の安全利用よびかけ 警視庁
5月の「自転車安全利用TOKYO」キャンペーンに伴い、警視庁板橋署は地元の高校生らと自転車のヘルメット着用など安全利用を呼びかけました。
高校生ら「事故防止キャンペーンやってます!」
きょう5月30日、東京・中板橋駅前では警視庁板橋署や都立北豊島工科高等学校の生徒らが、自らヘルメットをつけてヘルメット着用についてのチラシを配ったり、自転車のカゴに反射ベルトを取り付けたりするなど、自転車の安全な利用を呼びかけました。
都立北豊島工科高等学校生徒会長 小川昊月さん
「(ヘルメット着用者が)見ていて少ないなと思いました」
――ヘルメットについてどう伝わったら良い?
都立北豊島工科高等学校生徒会長 小川昊月さん
「安全性をちゃんと理解してもらって、事故した時も頭を守ってほしいなと思います」
警視庁によると、都内の交通事故では去年136人が亡くなっていて、そのうちの32人が自転車での事故だったということです。
また、自転車の交通死亡事故のおよそ6割が頭の損傷が原因によるものということで、警視庁板橋署は「自転車が関与する事故が増えているため利用者がルールを守りヘルメットを着用してほしい」としています。