「警備ロボット」実証実験を開始 西武鉄道
西武鉄道は、駅構内の不審物などを自動で検知して、駅係員に知らせる「警備ロボット」の実証実験を始めた。
「警備ロボット」は、駅構内を自動で動き回り、搭載されているカメラやセンサーなどを使って、倒れている人や、長時間、同じ場所に置かれている不審な荷物などを自動で検知して、駅係員に知らせる。
また、ロボットに取り付けられたインターホンを押せば、その場で駅係員と通話もできる。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、駅の利用客が大幅に増えることが予想されるため、「警備ロボット」導入による安全性の向上や、巡回する職員の負担軽減などが狙いだという。
西武鉄道は、30日まで西武新宿駅で実証実験を行い、実験結果を踏まえ、導入を検討するという。