スポーツ庁 不祥事再発防止策取りまとめ
スポーツ界でパワハラや暴力などの不祥事が相次いでいることをうけ、スポーツ庁は20日、ガバナンス強化を盛り込んだアクションプランを取りまとめた。
アクションプランでは、スポーツ庁が、来年の春ごろに、全てのスポーツ団体が守るべき「ガバナンスコード」をつくる。そのうえで、日本スポーツ協会や日本オリンピック委員会などの統括団体が、個々のスポーツ団体について、ガバナンスコードに適合しているかどうかの審査を行うとしている。
また、不祥事が発生した際に適切な対応を行えるよう、スポーツ庁を中心とした統括団体が一元的に集まる会議を新たに立ち上げる。
スポーツ庁の鈴木大地長官は20日の会見で、「各競技団体が真摯(しんし)に取り組むきっかけになる。ガバナンス確保に取り組んでいく」と強調した。